聖夜に舞い降りた灼熱のサンタクロース

「序盤から飛ばして大丈夫なのかなぁ」

「あれ以上飲むなら二日酔いしそうだよね。それより、田尻先輩と知り合いだったの?」

「あぁ……うん。恭子先輩と菜々子先輩に紹介されてね」



目を丸くする彼に知り合った経緯を説明する。

反応を見る限り、田尻さんからは清水くんに話していない様子。



「清水くんも、顔見知りみたいな感じだったけど」

「うん。俺は滝田先輩経由で知り合って。学科も同じだし。文化祭の後から話すようになってさ」

「へぇ、そうなんだ」

「おーい」



たまに校内で顔を合わせる関係から、1年足らずで2人で遊びに行く関係になったんだね。

そう突っ込みたい気持ちを抑えて当たり障りのない返事をしたら、タイミング良く純次くんがやってきた。



「はい。豚バラはなかったから、もも肉多めにしといた」

「ありがとう〜」

「ついでに焼きそばとたこ焼きも買ってきたけど、進市はどっち食べる?」

「あー、たこ焼きがいいな。わざわざありがと」

「いいっていいって。あ、でも、お代はあとで全額いただくからな?」