文化祭。2日目。

1日目のことが会ったから、文化祭のお客さんたちは2倍以上に増えていると私は思っていた。

……っと!忘れていたけど!!

文化祭が行われてるとき。

1回だけ昼休憩が挟まれる。


まぁ、理由は、学生を休みナシにやらせるわけにも行けないし。

あと、その交代制もあるけど。
交代したくないっ!って人も前に出ていたから。

昼休憩が挟まれたらしい。

そして、昼休憩は30分。

食べ物とかは無償に、学生たちに配られる。






って、説明してる途中だけどさ………。
……また、メイド服って。

私はスカートを両手で握りながら、そう思っていた。


まぁ。褒美賞を取りたいからって。

私はいいんだけどね。
…好きな芸能人と撮るのは。


だって、「好きな芸能人って言ったら……?」って言われても、
頭の中に、「私、〇〇さんが好きですっ!」って出ないもん。


私のときはね!





なんて思っていたら。



ピンポーンパーンポーン。と学校のチャイムが鳴って。

何か、連絡かな?と思い、
チャイムが鳴った方の機械を私や廊下にいた人たちは上を見ていた。


『今日で、最終日となります!みなさん!一致団結してやりたい人も!…そして、褒美賞をもらいたい人も!楽しく!そして、自分のすごく良い思い出にしましょう!』



……生徒会長はそう言った。

私は、「良いこと言うなー」と思っていた。
みんなも続々と教室に来て。


「早く、開店しましょう!!」
なんて、灯も興奮気味で、クレープの予備を作っていた。


うわっ。みんなすごい、熱量。


私は少しだけ引きながら、みんなを見ていた。



「さぁ!今日、学園!文化祭!最終日!思う存分に楽しみくださいませっ!」


「では始まりますっ!!」

と文化祭委員長が昨日と同じように、空砲の鉄砲を空に向け。



バンッ!バンッ!


と撃っていた。



文化祭2日目、そして、最終日。



始まる!