そして蓋に手をのばす。
「その蓋開けたら大爆発を起こすとか!?」
「そんなわけないだろ」
健をたしなめながら一気に蓋を開ける。
一瞬本当に爆弾だったらどうしようと思って身を縮めたけれど、中に入っていたのは一枚の紙だった。
「なんだこれ……」
箱の中に入っている紙を取り出してしげしげと見つめる。
それはちゃんとしたレターセットのようで、開いてみると文章が書かれていた。
『ネコが轢かれる』
紙を開いて真っ先に視界に飛び込んできたのはそんな文章だった。
レターセットの一番上に一番大きな文字で書かれている。
それを見た海斗は一瞬呼吸をするのを忘れてしまっていた。
しかし、書かれている文字はそれだけではなかった。
下に普通サイズの文字で色々と書かれている。
「放課後4時頃、学校の隣にある空き地で」
文章を読み上げて首をかしげる海斗。
「その蓋開けたら大爆発を起こすとか!?」
「そんなわけないだろ」
健をたしなめながら一気に蓋を開ける。
一瞬本当に爆弾だったらどうしようと思って身を縮めたけれど、中に入っていたのは一枚の紙だった。
「なんだこれ……」
箱の中に入っている紙を取り出してしげしげと見つめる。
それはちゃんとしたレターセットのようで、開いてみると文章が書かれていた。
『ネコが轢かれる』
紙を開いて真っ先に視界に飛び込んできたのはそんな文章だった。
レターセットの一番上に一番大きな文字で書かれている。
それを見た海斗は一瞬呼吸をするのを忘れてしまっていた。
しかし、書かれている文字はそれだけではなかった。
下に普通サイズの文字で色々と書かれている。
「放課後4時頃、学校の隣にある空き地で」
文章を読み上げて首をかしげる海斗。