それから何日か経過した。
相変わらず、クラスではぼっちの私。
刹那くんや椿くんは話しかけてくれるけど、それがまた、琴宮さんたちの反感を買ってることも事実。
『なによ。チヤホヤされちゃって』
『ローズだからって、調子に乗ってんじゃない?』
……そんなつもりは全くないのに。
ローズの交換、なんてものは私の意志じゃできないことも蘭子さんから聞いた。
素行不良など、周りから交代を求めるような声が上がれば、できなくもないらしいけど。
そんなことはエクセレントの歴史の中で一度もないらしい。
──放課後。
職員室に用があって、その帰り。