
- 作品番号
- 1646861
- 最終更新
- 2021/08/27
- 総文字数
- 115,420
- ページ数
- 232ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 448,082
- いいね数
- 156
- ランクイン履歴
-
総合73位(2022/07/19)
青春・友情6位(2022/07/18)
言葉は、いつも、折角で、
ふたりは、時々、三角だった。
- あらすじ
- クラスの人気者の森田君から、「もう一人の俺と、仲良くなってほしいんだ」と頼まれた文子。人に意見することを恐れる文子は、断れず承諾する。それから、“もう一人の”彼と交流を続けるうちに、彼に親しみを抱くようになり―――。「ごめん、独り占めしたかったから」これは、彼と彼と彼女の切ないジレンマと、不思議な恋のお話。
この作品のレビュー
野いちごアプリをインストールして、初めて最後まで読んだ作品がこちらでした。初めてだったので最初は軽い気持ちで開いて、読み始めると一気に惹き込まれてしまいました。登場人物みんなが優しくて苦しみながらも一生懸命で、ストーリー展開も切なくて胸が締め付けられました。読み終えて時間が経ちましたが、時々ふと思い出して読み返したくなります。素敵なお話でした。映像化されて欲しいです。
野いちごアプリをインストールして、初めて最後まで読んだ作品がこちらでした。初めてだったので最初は軽い気持ちで開いて、読み始めると一気に惹き込まれてしまいました。登場人物みんなが優しくて苦しみながらも一生懸命で、ストーリー展開も切なくて胸が締め付けられました。読み終えて時間が経ちましたが、時々ふと思い出して読み返したくなります。素敵なお話でした。映像化されて欲しいです。
でも、やっぱり、何もかも、保志さんでよかったと思ってる
クラスの人気者である森田くんの中に存在するもうひとり。森田陽と、森田影。影と仲良くして欲しい、そんな陽の要望から、ふたりの少し変わった文通がはじまる。
お互いの手紙を通して、似たもの同士のふたりを知る。ごめんね、が口癖で、どこかいつも、相手の気持ちを最優先に気にしていて。そんな影が段々と溶けて、森田くんに浸透することは、きっと本当はすごく前向きなことだったんだろう。
きみは溶けて、ここにいて
森田くんのなかにいる影くんを見守りながら、ふたりのことをずっとずっと大切にして欲しい。そしてそれはきっと、これからもずっと保志さんにしか見えないことなんだと思います。手紙を通して移り変わっていく気持ちの描写をこんなにもあたかかく描ける作者さまの表現力には毎回脱帽してしまいます。
大好きな一作です、是非ご一読ください。
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