甘い毒に溺れ堕ちて

ここ1週間で感じたモヤモヤを、順を追ってゆっくり吐き出していく。


傍から見たら、以前と変わらない。


朝は滑り込み登校してからの「おはよう真彩ちゃん」と目が覚めるような眩しい笑顔を振りまいて。

昼は日替わりで食事を取った後、自分の腕を枕にしてお昼寝。

放課後はチャイムが鳴った途端荷物を抱えて、「じゃあまたね」と手を振って1番に下校している。



「席替えしちゃったからってのもあるとは思うけどさ」

「まあちゃんだけ離れちゃったもんね」

「自分が話しかけに行けば解決する話ってわかってはいるんだけど、よく私たちの会話に入ってきてたから……」



避けられてるとは思っていない。

どんなに時間ギリギリでも、ちゃんと目を合わせて、名前を呼んで、返してくれる。

モーニングコールも2日間ともスリーコール以内に出て、猫なで声で応援メッセージをおねだりしていた。



「ふむふむ。つまりは、寂しいと」

「……うん」