いくら私を怪しんだって、アプリを使ってやりました。


なんて言って誰が信じるだろう?


結局誰も信じなくてあの3人の不幸はただの不幸で終わるんだ。


それに、今回でもう私の復讐は終わりだ。


殺せなかったことは残念だけれど、あいつらが学校に戻ってきても居場所はない。


社会的に殺したも同然だ。


「話がそれだけなら、もう行くから」


私は太一へ向けて冷たく言い放ち、背を向けて歩き出したのだった。