カウントダウン

「私の机の上に一輪の菊の花を置いて、私の死を演出したこと。

お前が私にしてきたことは罪深い。

私は憎いお前を呪い殺す。

カウントダウンは終わらない!」


オレは今まで見せたこともない忍の殺気に怯えていた。


このままじゃ、きっとオレは殺される。


オレは怯えながらも絞り出したような声で忍に言葉を返していた。


「オレだけが悪いわけじゃない……。

いじめられてたお前だって悪いんだ……。

陰キャ眼鏡のくせにオレを殺すだって?

お前なんてこの世から消えちまえ!」


オレは恐怖にかられながらも忍の方に走り出していた。


忍を殺さなきゃ、オレが殺られる。


呪いで殺される前にあいつを消さなきゃ……。


オレはそんな思いにかられながら、美保子が座っていた席にいる忍を全力で突き飛ばした。


そして、仰向けに勢いよく倒れた忍の首を無我夢中で絞めつけていた。