「ブライアンはそう言うけど、私はまだ怒ってる」



さっきまでそっぽを向いていたマギーがそう言って、僕の方に顔を向けてた。



赤い髪の美少女剣士の鋭い視線は、間違いなく僕を責めていた。



「公衆の面前で私は恥をかかされたんだ。

明彦の昨日の行為はハレンチ過ぎる」



おっしゃる通りですと、僕は心の中でつぶやきながら、僕はマギーの心をさぐるようにゆっくりと話しかけた。



「ごめん、マギー。

僕はこんなダメなヤツなんだけど、許して欲しいと思ってる」



「そんなことをいっちゃダメだよ、明彦君。

明彦君はダメなヤツなんかじゃないよ」



僕がマギーに謝ったすぐ後に、リリーが僕にそう言った。



「明彦君は私たちの仲間だよ。

大切な仲間だよ」



僕はそう言ってくれたリリーの言葉に感動して、泣きそうだった。



リリーは本当にセクシーで、かわいらしい天使だ。



リーはきっと男性に愛されるために生きている。