愛することに正解はない【完】



「…凛音は行きたい?」


「うん…」



天の顔は見なかった。



「そっかぁ。そうだね、久しぶりにみんなに会いたいね?」



その言葉にパッと顔を上げる。


やっぱり、天もみんなに会いたいよね。



「そうだね!楽しみだね!!」



私がそう言って笑うと天は顔を歪ませた。



「僕は凛音が居ればそれだけでいいけどね」



「………」




「…冗談だよ!みんなと会うの楽しみだね」



私が黙って何も言えないでいると、天はそう言って私の頭を撫でながら笑う。



そんな天の変わりようにゾクリとした。




「もう寝ようか」


その天の言葉に少しホッとした。



「そうだね、寝よっか」