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やってきたのは近所の内科だった。


「今日はどうされました?」


カウンター内の事務員さんにそう聞かれ、あたしは今朝の出来事を説明した。


事務員さんはチラチラとあたしの腹部に視線を送り、頷いている。


「おかけになって少しお待ちください」


「はい……」


制服姿の子なんてあたし以外にはいなくて、居心地が悪い。


隅の方に座っていると、思っていたよりも早く呼んでもらえた。


しかし、そこで聞いた診断結果が驚愕だったのだ。


「妊娠しています」


年配医師の一言にあたしは唖然としてしまった。