夕子はあたしと仲良くしておきながら、本当はあたしのことをバカにしていたに違いない。


今思えば急に夕子から話かけてきたのだって不自然だ。


あたしの知らないところであたしのことを笑っていたのかもしれない。


そう考え始めると、もうそうとしか思えなくなってしまっていた。


夕子たちは最初からあたしを笑いものにしていたのだと。


絶対に許さない。


今日の出来事はすべて嘘だ。


あいつらの誰かに身代わりになってもらう……!!