「分からないの?」 自分を神だと言うのに何の神様なのか分かっていないのであろうか。 そもそも、神様という存在は作り話の中でしか生きられない人が作った夢幻だと思っていた。 でも、目の前の青年が神様ではないと強く言うことが何故か出来ない。 それはさっき強面の男達の不思議な反応を見たからなのか… 私の質問にまた無言を貫く青年に次は名前を聞く。 「じゃあ、名前はあるの?」 「ユナっていう。」 苗字は?と聞くと無いらしい。