もちろん、みんな日本語は話せないから、基本的に英語で会話することになる。 最初は英語も下手で思うように言いたいことが通じなかったけど、 3ヶ月もすれば、冗談を言い合うくらい英語が上達していた。 そんなある日、ルームメイトのイギリス人のジミ(仮名)が俺にある怖い噂話をした。 「宿舎の四階の廊下に、大きな姿見があるだろ?」 「ああ、あの汚い鏡ね…」