ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜


そうなのか。

夕陽ならともかく碧斗は嘘なんてつかないか…


まあ、年齢を聞いてた訳じゃないのに勝手に私が勘違いして歳上だって思い込んでたんだ。


「まあ、勘違いするのも無理ねぇよ。俺様の方がてめぇよりオトナだかんな。ふっ」


夕陽がフォローしてくれたと一瞬見直したのに、何なんだこのとことん腹の立つ野郎は!

しかも、鼻で笑った…!夕陽のくせにぃ〜!