ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜


「てめぇ今失礼な事考えてんだろ?!だいたいなぁ、先にいちごオレを手にしたのは俺だろ?よって、あれは横取りじゃねぇ!」


馬鹿でも、そういう事は察することが出来るのねとちょっと見直してあげることにしよう。フッ。


「はーいストップ!お2人さんはもう知り合いなのかぁ~?」

私が馬鹿にするような笑をこの金髪野郎に向けると、私と金髪野郎の間に朝陽が割って入ってくる。