ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜


「私はやってないってば!まなみと会ったのも2週間ぶりだし!」

そう言って抗議するけど、雅樹と悠は私の言葉には耳なんて傾けないし。

隼人は顔を顰めたまんま、准は眉を下げて顔を逸らしたまんま

無言を貫いている。

「はぁ?嘘言ってんじゃねぇよ!!まなみが何回泣いてるんだと思ってんだよ!!まなみに二度と近づくなって言っただろ!」