「わかんねぇ、ただ…俺が助けてやりてぇ」

碧斗の言葉に尚人だけでなく、俊や朝陽も驚く。

碧斗が女、いや牙龍のメンバー以外にそんなこと言うのは始めてなのだ。

「分かった、いつまでも女に対してこれじゃあだめだもんな」

「では、迎えに行く準備を整えましょうか」

「ああ、夕陽と下のメンツにも伝えておけ」