「俺たちは真実を伝えに来た。ただそれだけだ。」
「どういうことだ?」
碧斗に対しての隼人の態度に牙龍のみんなは警戒して強ばらせていた表情をとく。
隼人はなんとなく自分の過ちに気づいている気がした。
ただの気の所為かもしれないけど…
「結論から言うと、瑠夏は王嵐を裏切ってなんかいないということですね。」
「はぁ?!今更何言ってんだよ!!お前達も瑠夏に騙されてんじゃないのか!」
「そうですよ。現にまなみは瑠夏に物理的にも精神的にも傷つけられた。」
俊の言葉に明らかに納得出来ないし意味がわからないと反応する悠と雅樹。
それはそうだろう。
ここで納得出来たら私たちはこんなにもお互いを険悪化することなんて無かった。



