碧斗が倉庫の扉を開けて中に入ると驚きと動揺でざわめく王嵐の下っ端達。
そこにいるのはよく知る顔がほとんど。
王嵐の下っ端の中でもリーダー的存在の一人が幹部室の方へ走っていく姿が目に入る。
戦闘態勢に入る王嵐の下っ端達の一人がピリッとした空気が流れる倉庫に響き渡る雄叫びを上げ、碧斗に向かって走ってくる。
拳を上げ殴りかかろうとする男を碧斗はさらりと避け足を払う。
無駄が無いその動きには思わず見惚れる程の優雅さがあった。
殴りかかろうとした男はズサっと間抜けな音を立てて転けてしまう。
「てめぇ…舐めてんのかあ"ぁ?」
そのことに逆上したらしい男は再び殴りかかろうと拳を上げる。
それに続いて他の下っ端達も拳を振り上げ私たちの方へ向かってくる。



