「俺たちは…………」


「えっ…?」


碧斗の言葉に吃驚する。


でも、それを聞いた他の幹部メンバーが驚かないってことはみんなはもう知っていたんだろう。


そして、これがみんなの最善策で。


私に対する思いなんだろう。



なんて私は幸せ者なのだろう。


こんなにも私を思ってくれる仲間にもう一度出会えるなんて。


「ありがとう」


その小さな呟きさえもみんなは拾って、笑ってくれる。


ほんとに、本当にありがとう。



私も……



戦うときがきた。


もう怖くなんてない。



だって、みんながいるから。