ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜



みんなが私の中で大きな存在になって大切になるほど


傷や悲しみの大小なんて関係なく私も苦しくなる。



私が本当はすっごく強くて


みんなを守れるほど強かったら…




そんなタラレバ話考えたってしょうがないのに、ぐるぐるとそんなことを考えてしまう。



「いたっ!」


おでこに小さな痛みが走る。

碧斗におでこを指で弾かれたのだ。