傷だらけの仲間を心配して駆け寄っていくみんなの後ろで、私は動けないでいた。 嫌な予感の正体はこれだったんだ。 暴走族という世界に踏み込んたのは私自身。 きっと仲間が傷つくのを見ることはこれからもあると思う。 分かってはいた。 分かってはいたけど、いつも笑っているみんなの顔が曇るのがこんなにも苦しいなんて… もう、こんなにもみんなが大事になっていたなんて…