ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜



「チッ、俺らが牙龍だって知ってから余計に騒ぎやがって!」



「まぁまぁ〜、あれだけ殺気出しながら怒鳴られちゃったらもう来ないでしょーよ」




逃げ去る女の子達に舌打ちしながら、未だ苛立ちが収まりきらないらしい夕陽を朝陽がなだめる。




「そーだよ。それに私へのあたりは強いけど、牙龍は支援されてるんだし大目に見よ!」



夕陽へのフォローのつもりで笑顔でそう言うけど、逆に睨まれる。


「お前はっ!っとに、分かってねぇ…」