ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜



「母さんとか姉さんが面白がって、小さい頃から僕に女物の服着せて遊んでたんだ…」


少し青ざめながら話す尚人はそうとう怖い思いをしたのだろう。


「それで、小学校高学年のときぐらいにそのことを知ったクラスメイトの女達に身ぐるみ剥がされて、ベタベタ触られて…僕…」


当時のことを思い出したのか涙を目にためて震えている。


そっと尚人に手を伸ばす。


ふわりと尚人の柔らかい髪を撫でると、尚人の身体がびくんと跳ねる。