ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜



怒っている…のだろうか。



考えてみると、さっきから尚人の私に向ける目も声もいつもと違う気がする。


いつもより少し冷たくて少し低い。



「怒ってる…よね?ごめん!!」


怒って当たり前だ。


だって、こんな寒い日に水を頭から被せちゃったんだから。


だから、振り向いて頭を思いっきり下げる。