ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜



幹部室に入ってすぐに尚人はタオルと着替えをどこからか引っ張り出してきて

服を私の前でバサッと脱ぐ。


碧斗達に比べると華奢な体だけど、女の子よりしっかりした体付きで分かってはいたけど改めて思った。


男の子…なんだなぁ



「いつまで見てるの?」



そんな声が落ちてきてはっと我に返る。


じっと尚人の体を見つめてた。私は変態か。


かぁあああと顔が赤くなるのが自分でも分かる。