ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜



「ありがとう!」



私が満面の笑みでお礼すると、下っ端のみんなも碧斗たちも嬉しそうに、少し照れくさそうに笑い返してくれた。



ここが私の居場所なんだって教えてくれる。




「瑠夏は俺たちが絶対守るぞ!」


みんながグラスを持ったのを確認した碧斗のその一言で私の歓迎会が始まる。