「真実を手放し嘘に囚われ滑稽な姿だな。偽りの姫に足元を救われて後悔してももう遅いぞ?」


真っ直ぐ王嵐の総長である隼人の目を射抜き嘲笑うように言う碧斗。


その後ろで隼人達を睨みつける夕陽達。



私を守ろうとしてくれるその背中に愛おしさを感じる。



対して隼人達は突然現れた碧斗達が何者か分かっていない様子で戸惑いとまなみを侮辱された怒りでこちらを睨んでいる。