朝陽がまるで私しか見えてないみたいに真っ直ぐ私だけを見て

「大丈夫だよ〜」といつものゆるい声でこの場に似合わない笑顔で笑いかけてくれる。


前にいる碧斗はチラッとこちらを見て頭に手を乗せて「俺らを信じろ」と信じることが怖くなった私を信じさせてくれる。


「お前はいつものアホ面で笑ってりゃあいいんだよクソ女」


「そっ、そうだぞ!」