ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜


机に肘を置き、掌に顎を載せながらぼうっと考える。


少しだけ転校生とはどんな人なんだろうと気になった。



「せっ、せせ席に着いてくださいっ!」



ガラガラと教室のドアを開ける音がした方へ視線を向けると眼鏡をかけたひょろっとした男が入ってくる。


いつもオドオドしていて気が弱いから生徒にも舐められているし


私がイジメにあっているのに見て見ぬふりをする教師の風上にもおけない人だ。