ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜


「近くのコンビニまででいいよ」


近づいたら言うからと言えば、碧斗は少し顔を歪める。


「家まで送る、これからの送り迎えもあるだろ」


「でも…」


有無を言わせないような威圧感を出されて、これ以上無理に断ることは出来なくて家を教える。


断るならそれなりの理由を聞かせろと目が言っていた。