ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜


「えっ!じゃあ、今日はありがとう!バイバイ!」


慌てて碧斗の後ろを追いながら顔だけ後ろを向いて朝陽達に声をかける。


「えぇ、また明日」


そう言う俊に続いて朝陽はいつもの間延びした声で、夕陽は悪態をつきながら、尚登はそっぽを向きながら

それぞれ「また明日」と言ってくれる。


それに、嗚呼私は明日もここに来ていいんだって分かるから泣きそうになる。