私が階段を降りてきたことに牙龍のメンバーのみんなは目を丸くしてまたざわつく。 「私、一宮瑠夏が王嵐の裏切り者として追放されたのは事実です!」 そう私が言うとざわめきが収まり戸惑った顔をする。 「だけど!裏切ったことは事実じゃない!!それを信じるって言ってくれた碧斗がいる牙龍の龍姫になりたいって思ったの! 反対する人も居ると思う、だけど認めてもらえるように頑張るから!よろしくお願いします!!」