ねぇ、信じてよ。〜捨てられたお姫様〜


一通りのいきさつを話すとみんなが顔を歪めている。

夕陽なんか「んだよそれ、理不尽すぎんだろぉが」って何故か私に怒ってくる始末だ。


この話を思い出してまだ心は痛むけど、みんなが信じてくれて顔を歪めてくれることに嬉しさが込上がって痛みなんか忘れさせてくれる。


「瑠夏は…まだ王嵐の総長が好きなのか?」


碧斗が私の顔を伺うように聞いてくるけど、なんか顔が怖い。

いつもの無表情なはずなのに怖いんだけど。