「なっ、なんでまた泣き出すの?!僕また何か余計なこと言った?!」


「いや、こいつ泣きながら笑ってんぞ…だいぶキモイぞお前…」


焦る尚登と泣きながら笑う私にドン引く夕陽を放って碧斗に向き直る。


「尚登と朝陽の言葉で泣いてた訳じゃないけど…私は尚登と朝陽の言葉を聞いてそこまで信頼されてる碧斗を信じてみたいって思った。まだ牙龍のメンバー個人を信じるって言うのは難しいけど…いいの?」