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楠葉と四葉のいなくなった教室内は、あたしがクラスのトップだった。


休憩時間になるとみんながあたしの机に近づいてくる。


ダイエット方法やメーク方法を熱心に聞いてくる。


あたしは適当に返事をしながら、クラストップの景色を楽しんでいた。


「ねぇ知ってる? 楠葉と四葉、すっごい太ってるんだよ!」


クラスメートの1人がそう言った。


「へぇ、そうなんだ?」


あたしは敏感に反応してそう返事をした。


「うん。偶然2人がコンビニで買い物してるのを見かけたんだけどさ、一瞬誰だかわからなかったもん!」


興奮気味にそう言うクラスメート。


「あたしもそれ見たかったなぁ」