夜ーーーーーーー






『白狐、行くよ』






白狐「うんっ!!」






本来の姿となった白狐の背に乗り、高く高く跳んだ







白狐「どう?」






私は指を指した






『あの辺…妖気が強い。多分空亡の手下。行こう』






白狐「了解!」






地面に着地した白狐を再び、思い切り蹴ると私の指さした方へと飛躍した