琴は、桜の木の上に登り、月を眺めながら呟いた






『白狐っ……うっっ……っごめん…ごめんなっさい……うっ…うぁぁあ……』






琴は、目からとめどなく零れる涙を拭うこともせず、ただただ泣き続けた