今日は白狐が風邪引いちゃったらしく、寝込んでるから、早く帰らなきゃ





琴は着物を着替えると、お面を付けた





『白狐、私行ってくるから安静にね。あと念のために結界張っておくけど、もし何かあったらその時は自分自身が何とかするんだよ』





白狐「わかってる、行ってらっしゃい」





『行ってきます』





琴は白狐から少し離れると印を組んだ





『結界!!』





すると白狐の居る付近には、薄緑色の壁が隔(へだ)てられた