ドンッ





「いってぇぇえぇえなあああ!!小娘が!ヒック」





ぶつかってきたのは酒臭い、酔っ払いの男だった





『あっ』





「あ?謝れよ」





『ご、ごめんなさいっ』





「そんな謝り方で許されると思ってんのかあぁん?!」





『ぐあっっっ!!!』





男は紅華を蹴り飛ばすとグリグリと踏みつけた





母「やっやめてくださいっっ!!!」





母が男の足を退けて、紅華を抱き寄せると、男は逆上して刀を抜いた