気が付けば、あたしは体中をかきむしっていた。
皮膚が裂け、血が流れ、それでもかゆくて手はとまらない。
両手で首をかきむしり、爪の下で血管が傷つけられるのを感じる。
バラと同じ美しい顔もかきむしり、頬が剥がれて落ちた。
全身の肉をベリベリとはがすようにかきむしる。
眼球がかゆくて、指を突っ込んでそれをえぐり出した。
それでもかゆみは止まらない。
痛みなんて微塵にも感じられないほどの強いかゆみ。
右腕を、骨に到達してしまうほどひっかいて……そしてふと気が付いた。
剥がれおちた肉の間から小さな虫が出て来た事を。
それは克哉の口から出入りしていたウジ虫のような形状をしていて……。
それが一匹、あたしの右腕から出て来た。
虫は肉の上を這い、そしてそれを食べているようだった。
あたしの肉を1口食べるごとに虫はどんどん大きくなっていく。
「な……に……?」
止まっていた震えが再び戻ってくるのがわかった。
皮膚が裂け、血が流れ、それでもかゆくて手はとまらない。
両手で首をかきむしり、爪の下で血管が傷つけられるのを感じる。
バラと同じ美しい顔もかきむしり、頬が剥がれて落ちた。
全身の肉をベリベリとはがすようにかきむしる。
眼球がかゆくて、指を突っ込んでそれをえぐり出した。
それでもかゆみは止まらない。
痛みなんて微塵にも感じられないほどの強いかゆみ。
右腕を、骨に到達してしまうほどひっかいて……そしてふと気が付いた。
剥がれおちた肉の間から小さな虫が出て来た事を。
それは克哉の口から出入りしていたウジ虫のような形状をしていて……。
それが一匹、あたしの右腕から出て来た。
虫は肉の上を這い、そしてそれを食べているようだった。
あたしの肉を1口食べるごとに虫はどんどん大きくなっていく。
「な……に……?」
止まっていた震えが再び戻ってくるのがわかった。



