「止めてよ……。

私はあなたに感謝されたくない……。

私は、仕方なくあなたの復讐のシナリオをリアル化したの。

私は、あなたの呪いの言葉に、勝てなかっただけなの!」




私はそう叫んで、泣いていた。




私はもう、こんな人たちと、関わりたくないと思いながら。




「それじゃ、黒アゲハさん。

またグループチャットで会おうね。

今日はそろそろ解散するよ」




タツヤがそう言った次の瞬間、私の部屋からグループチャットメンバーはいなくなった。




私は一人、部屋の中に残され、呆然としていた。




私はこれから、どうなってしまうの? って……。