復讐アプリ

「復讐アプリって、悪い噂もあるんだよ。

復讐アプリに入会すると、呪われて退会できなくなるんだって」




「へぇ、そうなんだ」




私は、佳奈のその言葉を軽く聞き流した。




呪いとかって、馬鹿ばかしい。




そんなインチキな呪いなんて、私は少しも怖くない。




「佳奈、私、復讐アプリをやってみようかな?」




「真美、止めなよ。

復讐アプリなんて、気味が悪いよ」




「少しだけだよ。

おもしろそうじゃん」




「でも……」




「佳奈は心配性なのよ。

それじゃ、電話を切るね。

私は復讐アプリを探すから」




「ねぇ、真美。

ちょっと待ってよ!」




佳奈はそう言ったが、私は早く復讐アプリを探したくて、電話を切った。