復讐アプリ

それはまるで、悪夢の瞬間だった。




空に投げ出された私の体は、止まることなく落下を続ける。




その短い時間の中で、私はたくさんのことを思い出していた。




復讐アプリとの出会い。

初めての投稿。

初めての復讐。

止まらない復讐の連鎖。

溢れ出す人の憎しみ。




もしも私が、復讐アプリを知る前に戻れるならば、私は決して、復讐アプリには近づかない。




私は誓う。




もう誰も憎まず、復讐をしないって……。




だから神さま、どうか時間を巻き戻して下さい。




私が復讐アプリに出会う前に……。