復讐アプリ

「憎い!」

「憎い!」

「憎い!」




鬼たちの声がしだいに大きくなっていったとき、
私の手足は激痛と共に引きちぎられた。




「い、いやぁぁぁ!」




手足を失い、ダルマのような姿になった私は、ありったけの声で悲鳴を上げた。




私の手足を引きちぎった鬼たちは、その手足を持ちながら、うれしそうにはしゃいでいた。




「復讐は正義!」

「復讐は正義!」

「復讐は正義!」




〈 違うよ……。

復讐は正義なんかじゃないよ……。

復讐は新たな憎しみを生むだけなんだよ……。

だから、どこかで復讐の連鎖を止めなくちゃ……〉




私はそんなことを思いながら、夢から覚めた。




私が意識を取り戻し、目を開けると、そこにはあの羽生雅人が立っていた。