復讐アプリ

「やめろ!

お前ら、明美に近づくな」




その声は、私の憧れの人、羽生雅人の声だった。




私は羽生雅人の声を聞いて、自分が復讐アプリに投稿した残酷な復讐のシナリオを思い出して、ゾッとした。




〈 安西明美は恋人の羽生雅人の目の前で、レイプされる。

そして、安西明美は犯された後に、胸を刺されて殺される 〉




スマホの画面の隅っこに、ロープで縛られて身動きが取れない羽生雅人が映し出された。




そして、三人の男たちが、ゆっくりと安西明美に迫っていく。




〈 やめて……。

お願いだから! 〉




私は自分でしてしまったことを後悔しながら、願っていた。




〈 お願い、安西明美を助けて。

私、本当は安西明美を憎んでないから…… 〉