タツヤと絶縁した私は、泣きながら布団の中に入り込み、復讐アプリから抜け出す方法を考えていた。




私はタツヤみたいに、人の不幸を何食わぬ顔で見ていられない。




復讐アプリに書き込まれる憎しみの投稿も、復讐のシナリオも、復讐を遂げた動画も、
今ではすべてが悪夢にしか思えない。




復讐アプリに投稿しないと、アンチフォロワーが増えて、自分が復讐のターゲットになってしまう。




そんなことがわかっていても、私はもう復讐アプリに憎しみの投稿をできないと思う。




そんな私に待っているのは、きっと残酷な死に違いない。




やっぱり私は、復讐アプリになんて、関わってはいけなかったんだ。