復讐アプリ

「仕方ねぇな。

次はちゃんと持ってこいよ」




恭子はそう言って、私が持ってきた五千円札をみんなに見せた。




「なぁ、みんな。

この金で、カラオケ行こうよ」




「いいね」

「彼氏呼んでもいい?」

「今日は遅くまで、遊ぼうよ」




恭子の仲間たちは、悔しい思いをしている私にはお構いなしで、金を手に入れたことをはしゃいでいた。




私は、そんな恭子たちが憎かった。




もし、できることなら、私は恭子に復讐したい。




金を手にした恭子たちは、笑いながら、私に声もかけずに、私の前を歩いていった。




私はそのとき、恭子の後ろ姿に声をかけた。