「お待たせ。 啓介、そろそろ行こ。」 「だな。 じゃーな、碧。」 「おう。」 そう言って二人は帰ってった。 「なんの話してたの?」 「え!? ………内緒。」 「えー、いいじゃん。 俺にも言ってよ。友達じゃん。」 ………自分でいってて切ない。 「友達?」 「え、違うの?」 「ううん。なんでもない。」 ほんとは友達なんてやだけど。 芽依の彼氏になりたいけど。